「スタイルを良くしたい!」と思ったとき

顔だけ痩せないのはなぜ?  小顔になるためにダイエット以外に大事なこと

「顔だけ痩せない!」の原因はダイエット不足?

初対面の第一印象を決めるパーツといえば、やはり顔。
せっかく体がスリムでも、顔がぷっくりしていると太っている印象を持たれてしまいますが、逆にいえば体は少しぽっちゃりしていても、フェイスラインがシャープなら痩せている印象を与えることも可能です。
ただ困ったことに、顔はただダイエットをするだけではなかなか痩せてくれません。体には「痩せていく順番」があり、たくさん栄養を使う脳がある頭は、なかなかダイエット効果が現れない部位だからです。

注意したいむくみや筋肉のゆるみ・凝り

とはいえ、これはただの順番の問題。ダイエットを頑張ってお腹やお尻がすっきりしてくる頃には、もちろん顔の余分な脂肪も落ちてきます。それなのに「顔だけ痩せない!」という場合、次のように脂肪以外が原因になっていることが考えられます。

・むくみ
朝起きた直後にまぶたが腫れぼったくフェイスラインが膨張するのが典型的なむくみの症状です。アルコールのとりすぎや塩分・糖分のとりすぎなどにより、体を巡るリンパの流れがとどこおることで起こります。

・筋力の不足・筋肉のゆるみ
顔にある筋肉も、もちろん使わなければ衰えていきます。筋力が不足すると重力に逆らって肌を支えることができず、二重顎やたるみになってしまいます。加齢やトレーニングの不足が原因であることが多いです。

・筋肉の凝り・張り
顔の筋肉が硬くなり、輪郭が大きくなってしまっている状態です。就寝時に歯ぎしりや食いしばりのクセがある人は、このタイプであることが多いです。

・骨のゆがみ
悪い姿勢やクセなどが原因で体や顔の骨格がゆがんでしまうとリンパの流れがとどこおり、むくみにつながってしまう場合があります。噛み合わせが悪かったり、真っ直ぐな姿勢をとっているつもりでも少しどちらかに傾いていたりするような人は、骨のゆがみを疑ってみてもよいでしょう。

顔太り解消には「フェイスサイズ」と「リンパマッサージ」

では顔太りを解消し、小顔になるにはどうすればいいのでしょうか? 原因によりそれぞれに違いはありますが、ほぼ共通するのは筋肉のゆるみや凝りとリンパの流れのとどこおり。これを解消してくれる顔のエクササイズ「フェイスサイズ」やリンパの流れをよくするマッサージがおすすめです。

●フェイスサイズ
特に「筋力の不足・筋肉のゆるみ」や「筋肉の凝り・張り」の解消に効果があるのが、表情筋を動かすトレーニング・フェイスサイズです。簡単で即効性のあるものをいくつか紹介します。

・「あいうえお」の形を繰り返す
「あ」の時は思いっきり大きく口を開けてあごを下に引き下げるように、「い」の時は口をしっかり横に引いて首の筋肉が引っ張られるのを感じながら……という風に、大げさに「あいうえお」の形を順に作っていくフェイスサイズです。1つの形につき5秒キープしたら、1回口を閉じてから次の形に進んでください。声を出す必要はありません。普段使わない筋肉に刺激を与え、口の周りの筋肉をほぐす効果があります。

・口の中で舌を回す
「それだけ?」と言われそうですが、これも立派なフェイスサイズの一つ。舌先を上の歯ぐきの端から端へ、下の歯ぐきの端から端へと円を描くようにぐるぐる回します。口周りの筋肉が鍛えられ、フェイスラインの引き締めにつながります。お風呂タイムなどに実行するのがおすすめです。

●リンパマッサージ
「むくみ」や「骨のゆがみ」が原因の場合は、リンパの流れをよくして顔にたまった余計な老廃物を流してあげることが大切になります。ポイントは目じりの下辺りにある「耳下腺リンパ節」、アゴの先の「顎下リンパ節」、鎖骨の上にある「鎖骨リンパ節」の3つ。例えばこんなやり方があります。
・親指以外の4本の指を揃えておでこの中心からこめかみに向かってなでおろす。5回繰り返す。
・目の周りを指で円を描くように優しくマッサージする。
・アゴのフェイスラインを下から上へ何度か持ち上げる。皮膚を持ち上げるぐらいの強さで行う。
・最後にこめかみから耳下腺リンパ節を通り、首筋、鎖骨リンパ節へと老廃物を押し流す。