豊胸手術について知りたいとき

豊胸手術って本当に安全なの?豊胸の歴史と最新技術の進歩まとめ

豊胸手術の歴史あれこれ

バストに悩む女性の強い味方である、豊胸手術。いつ発明されたものなのでしょう。

豊かなバストへの憧れは昔からありました。歴史をさかのぼると、紀元前には女性の胸を大きくすることを目的とした施術が存在することが確認されています。

近年の豊胸手術の記録としては、1950年頃からパラフィンやシリコンジェルを注入する形が始まりました。このパラフィンとは石油由来の炭水化合物で、この時代の豊胸後には感染症や注入部の組織の炎症などが多々ありました。

その後、1963年に世界で初めてシリコンバッグによる豊胸手術が行われました。しかし、バッグの破損などが相次いで、1992年にはFDA(米国食品医薬品管理局)がシリコンバッグの使用を禁止します。

このような経緯の後に登場したのが、現在も使用されている生理食塩水バッグです。続いて、現在多く使用されている、糖類と生理食塩水を混合してジェル状にした「ハイドロジェルバッグ」やコヒーシブシリコンバッグが次々と開発されました。

こうした豊胸手術は乳房を切除した女性のための「乳房再建術」が元となっています。その医療技術が基になってできたのが、豊胸手術です。日本では1980年頃から普及し始めました。

進化する豊胸手術

2000年代に入って開発されたバッグである、コヒーシブ(凝集性)シリコンは、シリコンに特殊な加工をして、弾力のある凝集性を持たせたものです。このコヒーシブでは、今までにない左右対称型涙型などの新たな形状が生まれ、選択肢が広がりました。

コヒーシブは面加工にも工夫を施しており安全性にも配慮しています。外膜はミクロ単位で、何層にも分けられ、内容物が漏出しない技術が盛り込まれています。

コヒーシブだけではなく、シリコンバッグは最新技術を使ったものが続々と開発されています。豊胸技術は目覚ましく進化しており、安全性もより高くなってきているといえるでしょう。

美容整形手術先進国の米国では、美容整形手術で最も多いのは豊胸手術です。アメリカの連邦政府美容整形学会によると、アメリカの豊胸手術人口は増加し続けており、現在では年間40万人が豊胸手術を受けているとしています。アメリカでは豊胸手術が一大産業になっているわけです。一方、日本では、数万人が豊胸手術を受けているのが現状です。昔から多くの女性に必要とされ、今後ますます進化する豊胸手術。その動向から目が離せません。