胸のことで悩みがあったとき

なんで出てこないの?陥没乳首の原因と対策をまとめてみた

普通ならツンと飛び出ているはずの乳首が見えない。これは「陥没乳頭」といわれます。乳首が乳管と呼ばれる乳房の奥に入り込んで隠れてしまっている状態です。この陥没乳頭、意外にも結構多くの人が悩んでいます。また思わぬ病気のサインであったり、授乳の妨げになったりすることもあります。そのため女性としては陥没した乳首の原因や対策を知っておいたほうがよいでしょう。

陥没乳首はどうしてできる?

陥没乳首は、乳腺(胸を大きくする器官)と乳管(お乳が通る器官)の発育がアンバランスなことによって起こります。胸がどんどん大きくなって乳管の成長が追い付かないと乳首が埋もれてしまうのです。指でつまんでも乳首が出てこないものを「真性」、出てくるものを「仮性」と呼んで区別しています。陥没乳首は放っておくと病気のリスクもあります。以下で具体的に解説します。

陥没乳首は乳腺炎になりやすい

陥没している場合、どうしても乳首の先に汚れが溜まり雑菌が繁殖しやすくなります。放っておくと、乳腺炎という病気になるリスクが高まります。乳腺炎とは乳腺が炎症を起こす病気です。この病気は激しい痛みや発熱、悪寒などの症状が出てくるので、そうならないためにも普段から乳首を清潔に保ち、なるべく早く陥没乳首を治療することが必要です。

突然の陥没乳首は病気のサインかも

普通の乳首が突然陥没した場合、先ほどの乳腺炎や最悪乳がんなどの大きな病気である可能性もあります。その場合、一刻も早く病院で診察を受けましょう。

陥没乳首だと授乳がしづらい

授乳は一応できるのですが、赤ちゃんがうまくお乳を吸えず授乳に苦労するという声も聞かれます。上にあげた病気のリスクも考えると、陥没乳首は治療しておくのがよいでしょう。

陥没乳首の治療方法3つ

それでは、陥没乳首を治すにはどうすればよいのでしょうか。陥没乳首の治療方法は以下の3つがあります。
(1)乳首をマッサージ
乳首を引っ張り出したら上下から力を加えて乳首をつまみます。その後、ねじるようにしてコリコリとマッサージをしてください。乳首にクセづけをするようなイメージです。入浴中のマッサージだと血行がよくなるのでおすすめです。注意点は、妊娠初期には絶対にやらないことです。乳首を刺激すると子宮が収縮する可能性があるからです。

(2)乳頭ケアグッズを使う
手では乳首が出てこない場合、真性の乳頭を引っ張り出す器具などのグッズを使ってみましょう。

(3)手術をする
(1)や(2)の方法では解消ができないという場合は手術があります。1つは陥没乳首の原因である乳頭を切断するという方法です。しかし、この手術は術後に授乳できなくなるので受ける場合には医師と慎重に相談しましょう。また、場合によっては保険が適用されることもあるので、調べておくといいでしょう。

陥没乳頭の解消はまず日々マッサージをするのが近道のようです。それでも改善されないようなら手術も考えましょう。陥没乳頭は放っておくと病気になるリスクが高まります。なるべく早く治療をしておいたほうがよいでしょう。