脂肪吸引手術を考えているとき

脂肪吸引の手術を受ける時に気をつけたいリスク・術後の失敗

脂肪吸引はリスクの少ない手術だが、失敗もある

脂肪吸引は多くのクリニックで行われている、美容外科でも人気の施術メニューです。顔の整形手術よりも比較的簡単な施術で、体のラインを細く美しくすることができるので、脂肪吸引を希望する人も増えています。

ただし、施術の件数が多ければ多いほど、トラブルや失敗が起こる可能性は高くなります。安易な気持ちで知識も持たずに脂肪吸引を受けたり、安ければどこでもいいと適当なクリニックを選んだりすると、脂肪吸引で失敗するリスクは高まります。美しくなるために脂肪吸引を受けたのに、仕上がりに満足がいかなかったり、施術をやり直したりすることになるのは避けたいものです。
脂肪吸引の施術で実際に起こっている失敗談を紹介しながら、施術を受ける際に気をつけたい点やリスク、クリニック選びのポイントについてみていきます。

脂肪吸引の失敗談:「皮膚の表面が凸凹になってしまった」

太ももの脂肪吸引を受けたくて、あまりお金に余裕がなかったので一番料金の安い病院を見つけて施術を受けました。カウンセリングの時から「ちょっと雑だな」と思ったのですが、初めてだったのでそんなものかと思い、施術後も「皮膚に凸凹ができているけど、数か月で落ち着いてくるから」と説明を受けたので、信用して様子を見ていましたが、3か月たっても凸凹が直らず、結局手術をやり直すことになりました。費用の負担はなかったですが、痛みや腫れ、内出血など2回も経験してつらかったです。(20代)

解説:

吸引の際に雑な施術を行うと、取りムラができて凸凹したり、美しい仕上がりにならなかったりします。やり直して修正できればよいですが、脂肪を取り過ぎてしまっていると脂肪の再注入など、手術が大がかりになったうえに修正できないケースもあります。別のクリニックで修正する場合は費用も発生するので、注意が必要です。

脂肪吸引の失敗談:「あまり効果がなかった」

脂肪吸引の手術を受けたのはいいけれど、終わってもそんなにお腹周りに差がある気がせず、聞いてみたら「皮下脂肪しか吸引できないから、内蔵脂肪が多いのは手術では治せない」と言われました。それなら最初のカウンセリングの時に言ってくれたらよかったのに。大金を払ってもそんなに効果がないと知っていたら受けませんでした。(40代)

解説:

お腹周りの脂肪吸引では、吸引できるのはあくまでも皮下脂肪のみで、内蔵脂肪が多くついているものについては施術では解決できません。また、ふくらはぎやフェイスラインなど、もともとついている脂肪が少ない部位についても、脂肪吸引で思った効果が得られない場合があります。いずれにしても、手術を受ける前の医師からのアドバイスが不十分なために起こる失敗だといえるでしょう。

脂肪吸引の失敗談:「左右のバランスがおかしい」

ウエストを細くしたくて脂肪吸引したら右と左でラインがなんか違う!家族は「あまりわからないよ」と言いますが、自分の体なので気になります。やり直すにもお金がいるし、どうしようかと毎日悩んでいます。(30代)

解説:

脂肪吸引の施術で「左右のバランスが違う」という失敗は、比較的起こりやすいものです。これは施術を担当した側に責任があるので、保証制度のあるクリニックなら無料で再手術を受けることもできますが、クリニックの技術を信用できないと、再手術を受けるのはためらってしまいます。

脂肪吸引における失敗やリスクは、ほとんどの場合施術を受けるクリニックの技術や実績、誠実さによって回避することができるのです。最初のカウンセリングや技術の高さはもちろん、術後のケアまでしっかりしたクリニックを選ぶことが何よりも大切になります。