脂肪吸引手術を考えているとき

脂肪吸引は未成年でも大丈夫?何歳から受けられるのかを調べてみました

未成年は親の許諾が必要

体の気になる部分を手術して、コンプレックスをなくす美容整形。
日帰りで手術できるプチ整形も登場しており、以前と比べてずっと利用しやすくなりました。手術自体は簡単なものが多く、気軽に受けられるのが魅力です。

しかし、顔や体のつくりを変える手術のため、10代で施術する場合は基本的に親の許諾が必要になります。

10代はまだ成長期であるため、大人に近づくにつれて顔や体のつくりは大きく変わります。
子どものころは顔がふっくらしていたのに、大人になると余分な肉が落ちてほっそりとした顔つきになることも珍しくありません。
せっかく手術をしても成長するにつれて元に戻ってしまったり、整形した部分が大きく崩れることが予想されます。近いうちに再手術をすることになるので、おすすめできません。

ただし、ほくろやあざの除去は早期から行った方がよい場合があります。
子どものころに手術したほうが消えやすいという理由もありますが、ほくろやあざが原因でいじめに発展する可能性があるためです。ほくろやあざは、コンプレックスに発展する場合が多いので、早ければ5歳程度から手術を受ける人もいます。

一口に美容整形といっても、目の手術、鼻の手術、バストの手術、脂肪注入、脂肪吸引などさまざまなものがあり、それぞれ適齢期が異なります。10代で受けたい場合は医師に相談したほうがよいでしょう。

10代に実施したアンケートから見えること

情報総合サービスの株式会社マイナビが、10代に美容整形についてアンケートを実施しました(JOL編集部調べ/2014年7月実施)。
「美容整形をしてみたいと思いますか?」という問いは、下記のような結果になりました。

するつもり…6%
怖いけど興味がある…44%
したくない…50%

ちょうど半分が「したくない」という意見ですが、「するつもり」「怖いけど興味がある」という前向きな意見も50%と、真っ二つに意見が分かれました。
「したくない」と回答した10代は、「失敗したら嫌」「美容整形をしてまでかわいくなりたいと思わない」といった考えがあるそうです。

さらに、「もし美容整形をするならどんな部分をやってみたいか?」と複数回答可で聞いたところ、下記のような結果になりました。

1位 目…34%
2位 脂肪吸引…20%
3位 あざ・しみ・ほくろ・ニキビ跡…19%
4位 鼻…17%
5位 口元・歯…10%

やはり「一重から二重まぶたにする整形をしてみたい」という意見がダントツです。
つけまつ毛をしたり、目が大きく見えるようにアイラインを濃い目に入れたり、アイプチをしたりと、アイメイクに力を入れるのはどの世代も共通ですね。

日々ダイエットにいそしむ10代の大敵、脂肪。食べ盛りの世代だからこそ、「ここのお肉がなくなってくれたら…」と望んでいる人が多いのでしょう。
「取った脂肪を胸に移したい!」という意見も多くあるようです。

中には、ほくろやニキビ跡を除去するレーザー治療に対して興味を持っている10代もいました。
若さゆえの悩みでもあるニキビは、跡になって残る場合もありますので、きちんとスキンケア対策をしておきたいところです。

今の時代、10代から真剣に美容整形を考える女性が数多くいることがわかりました。

脂肪吸引は早くても18歳から

ほっそりとした体は男性女性を問わず美しく見えるものです。逆に肥満体型はいじめの対象になりやすく、また自己管理ができていないという批判にもつながることがあります。
医学的にも肥満は健康に悪いとされており、最近は美容目的以外にも健康目的で脂肪吸引をされる人も増えています。

「脂肪吸引の手術は何歳から受けられるの?」という質問はよく聞きますが、クリニックでは原則として18歳以上を推奨しています。

特に女性は第二次性徴(女性らしい体つきになること)によって、バストが膨らみはじめ、体型も大きく変化します。悩みの種だった肥満体型が第二次性徴を終えることで解消されるケースも少なくありません。

肥満は特にコンプレックスになりやすいですが、脂肪吸引の手術は「体のつくりが整ってから」行うのがおすすめです。

医師を交えた十分な話し合いが大切

美容整形では、目や鼻を整えたり、バストのボリュームをアップさせたりすることでコンプレックスがなくなり、性格が明るくなることが少なくありません。
単に体のつくりを変えるだけではなく、心の悩みを取る手術ともいえるでしょう。

たとえどんな人でも、体に何らかのコンプレックスを感じているものです。いつまでもそのコンプレックスがなくならないと、人生に悪い影響が出てしまいます。
女性の場合、スタイルや身体のパーツなどの見た目で得をしたり損をしたりすることがありがちです。「自信がない体のパーツは整形をして、自信が持てる部分に変えるべき」という意見も根強く存在します。

コンプレックスがなくなると、それまでできなかったさまざまなことができるようになり、新しい人生を歩めるようになる人が多くいるのも事実です。
思い切って美容整形に踏み切ることで、前向きになれなかった暗い性格だった人が別人のように明るい性格に変わることもあります。

しかし、成長が終わっていない10代で手術を受ける場合、大きなリスクを伴います。
体の形成が終わっていないのに手術をしてしまうと、成長が進むにつれて形が崩れてしまうことがあるからです。
医師としても「成長が終わるまで待ってほしい」というのがおそらく本心です。

どうしても10代で整形をしなければならないときは、医師を交えて親子で「なぜ今、美容整形をしたいのか」をじっくりと話し合ってください。
親の許可がない場合や、逆に子どもが手術を望んでいないのに親が決めて手術することはできません。よく話し合ってから美容手術を受けるかを決めましょう。